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禁断の講義
第3章 いつものエピローグ(笑)
※当作品は前ページで終了ですが、『リベンジモード』も閲覧できます。

差別的な表現もあるので閲覧注意です。




**数年後**

大藤愛奈は検察官となった。
試験はもちろん、禁講と呼ばれる篠原の解答用紙を手に入れたため容易にパスできたのだ。


そこで、新しく県警本部長となった“一文字強志”の噂を聞く。

不正を許さない徹底された正義主義。
警察上層部の汚職まで独自に捜査し、暗殺者に依頼して闇に葬ってしまうというのだ。


そして、一文字に愛奈は呼ばれてしまう……

「君の卒業した大学から異常なほど、司去試験の1発合格者が多い。不正の臭いがプンプンするな」

本部長に突き詰められた検察官愛奈は動揺する。

「そ、それは……」

「話してくれないか? 法と秩序こそ人間の光となる」

愛奈は数年前の事実を語り始めた。

篠原教授はいまだに教壇に立って、ターゲットを見定めているのだ。

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