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刑事とJK
第98章 凸凹の夜
「ご…めんね…」
「?」
「中で…」
「あ…///」
千花の顔が一気に赤らんだ
しかし千花は、シゲの目を見つめる
「シゲ…キスしてください…」
「…」
シゲが身体を倒すと、自然と唇が重なった
世界が止まってしまうくらい ゆっくりと…
「シゲは…謝らないで下さい…」
「え?」
「これからも一緒に…いてほしいんです」
「…」
「ダメですか?」
シゲは首を横に振った
続いてその目尻に、うっすら涙が溜まる
「僕なんかでいいの…?」
「シゲがいいんです」
その笑顔に
その優しさに
その愛しさに
応えたい
「千花…大好きだよ…
どんな君も…大好き…」
人と違うことを怖がらないで
自分自身を、好きでいて?
僕はずっと
君といるから…