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刑事とJK
第2章 やっぱりここにいた
斉藤はシゲの襟首を掴んだ
かと思うと斉藤の姿は一瞬消え、シゲの体が宙に浮き
そしてそのまま地面に落ちた
『…』
「いってぇ!!」
「受け身も下手だな」
自分の後輩の不甲斐なさに、ため息が出る
『すごいじゃん!!』
ゆうひはパチパチと手を叩き、興奮している
こういう風に、いつも可愛げがありゃあいいのに
「先輩…次は僕の番ですね…」
シゲは背中をさすりながら、よろよろと起き上がった
「お、そうだったそうだった」
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