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刑事とJK
第18章 西の白虎、東の青龍
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真理子は椅子に足を組んで座り、
鼻歌を歌いながら爪の手入れをしている
「せ、先輩…誰ですかあのかわいい方は…///」
「愛人か、答えろ斉藤」
「黙れてめぇら、
たかって来んじゃねえ!!」
自分の周りに群がる輩を追い払うが
なかなか散っていかない
斉藤は仕事に集中できなかった
いらいらする…
さっさと帰れよ真理子の奴…!!
斉藤が見ていることに気付いて、
真理子はガラス越しに手を振ってきた
「ああうぜー」
斉藤は頭を抱えて後ろにもたれた
「それで、誰なんだあの美女は?///」
吉川が興奮して聞いてくる
「あんなババアでよかったらお前にやるよ。
ってか持ち帰ってくれ」
「ほんとかよ!?
じゃあちょっと行ってくるぜ///」
吉川は部屋から出て真理子に近づいた
その様子を斉藤とシゲは見ていた
…何かしゃべってるな…
と思っていたら、吉川の顔面にパンチが飛び出した
吉川は鼻血を出しながら倒れた
「ああ!!
吉川先輩…!!」
シゲは吉川を引きずって連れ帰ってきた
その後も何人かが真理子に喋りかけ(話の内容はわからないが)、
皆顔面パンチを食らった