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刑事とJK
第18章 西の白虎、東の青龍
「…こうなったら、どっちが正貴に
相応しい女か勝負よ!!」
「なっ…あなた姉でしょ!?
相応しいとか相応しくないとか、
その前の問題じゃないの!?」
真理子は腕を組み、勝ち誇った目で津森を見た
「ってことは、初めから勝負を投げ出すのね♪」
「何ですって!!??」
「そりゃそうよね…相手がこんなにかわいいんだから、
敵前逃亡もやむを得ない、か…」
肩をわざとすくめる真理子を前に、
津森は胸を張った
「わかったわよ、受けて立つわ。
後で負けてもキャンキャン吠えないでね」
シゲは窓から様子を見ていた
「先輩、あのふたり火花散ってますよ…?」
「ほっとけ」
「勝負の内容はこうよ、
どっちがより多く男の票を集められるか♪」
「いいわ。一人一枚、
紙に私たちの名前どちらかを書いてもらいましょ?」
「バトルスタートね♪」