この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
刑事とJK
第24章 サプライズパーティー
「何言ってんすか~、
今日は先輩の誕生日でしょ~?」
シゲは斉藤の肩に手を置いた
「オレの誕生日は4月29日だ」
え…?
ええ!!??
「マジかよ!?」
『シゲ、どういうことなの!?』
「…あ、思い出した…
今日は僕と先輩が初めて一緒に事件解決した日だ」
「はああああ!!??」
ふざけんな!!
時間返せ!!
と、皆シゲに罵声を浴びせる
「ごめんなさいごめんなさい!!
でも僕にとって今日は大切な日なんですよ~!!」
「大切な日と斉藤の誕生日間違えんな!!」
「29日繋がりでなんか…
わああぁごめんなさい~!!」
『じゃあ今日は二人の
初事件解決おめでとう記念パーティーでいいじゃん?』
ね、とゆうひは斉藤に言った
「ああ、まぁいいんじゃねぇか…?」
他の皆は不服そうだったが、
斉藤が言うなら仕方ない…
『じゃあ改めまして、
斉藤、シゲ、おめでとう~!!』
パチパチパチパチと拍手が鳴る
「斉藤、おめでとう」
「おめでとうな、斉藤」
「僕も言ってくださいよ~(泣)」
『はい、これ持ってー』
ゆうひは斉藤とシゲに一本の包丁を握らせた
『ケーキ入刀~』
「結婚式じゃあるまいし…」
「いや、先輩、入刀しましょう!!
僕たちの大切な記念日です!!」
「いやなんか…誤解生まねぇか?
その言い方…」
斉藤は仕方なく、シゲと包丁をケーキに入れた
「おめでとう」
『おめでとう~』
「お幸せに~」
「いやいやいや、ほんとにその冗談は勘弁してくれ」
「何照れてんすか先輩~、
僕たちの仲でしょ~」
斉藤はシゲをシメた