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刑事とJK
第3章 遭遇
時計を見ると
もうすぐ6時になろうとしていた
『…バイトの時間だ』
小犬とバイバイしようとすると、
あたしの足に頭を擦り付けてきた
明日も会えるのに、
毎日毎日この時は寂しい
首もとを撫で、背中を撫で、
最後に頭をポンポンと叩き
『また明日ね』
そう言って、あたしはバイト先へ向かった
小犬はその大きな目を見開いて、
公園からあたしが見えなくなるまで
ずっとずっと見送ってくれる
また…明日ね
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