この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
刑事とJK
第4章 ご注文
『こんにちは、ピザホットです!!
ピザのお届けに参りまし…』
「…」
『…』
「お前…!?」
『刑事!?』
目の前に立っていたのは
ゆうひだった
髪を横に1つに束ね、赤と白のピザ屋の制服に身を包んでいる
「ピザ屋でバイトしてたのか…」
『何よ、文句ある?』
ゆうひが鬱陶しそうな表情を見せると、斉藤はニヤニヤとした
「ああ?
オレはお客様だぞ?
そんな態度とっていいのか~?」
『あんた性格悪すぎ』
斉藤は首をかたげながら、鼻で笑った
『ピザの!!
注文は!!
これで!!
よろしいですか!!??』
ゆうひは山のようなピザを抱え、斉藤の耳元で怒鳴る
「はいはい、よろしいよろしい」
斉藤は頷きながら、ゆうひの制服姿を見た
暗くて最初は気づかなかったが、ゆうひのスカートの丈はとても短かった
「お前…なんつぅハレンチな格好…///」
『うっさいなー!!
あたしが決めたことじゃないんだからしょうがないでしょ!?
ってか変なとこじろじろ見んな!!』
「見…たくもねぇわ、
お前みたいなガキなんざ…!!」
『ムカつくー、はいどいてどいて』
ゆうひは斉藤を押しのけ、ピザを中に運ぼうとした
「いいよ、オレ持ってくから…」
『最後まで責任もって配達するのが、ピザホットの信条なんで!!』
ゆうひは靴を脱ぎ、部屋に入った