この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
刑事とJK
第33章 V S
本郷はゆうひのパンツにまで手を掛けた
『…!!!』
ギュッと目を閉じた
ガシャーンッ!!
突然窓が割れ、
ガラスが辺りに飛び散った
「本郷!!
わいせつ罪現行犯で逮捕する!!」
『…斉藤…』
嬉しさで涙が滲んだ
斉藤は本郷を取り押さえた
「なっ…何だ!!?
何のことだ!!?」
「しらばっくれてんじゃねぇよ、
今まで散々やってくれたな」
斉藤は本郷の手首に手錠をかけた
「わいせつ罪だと…!?
何を根拠に…!?」
「腐ってんな、どこまでもよぉ」
斉藤は鍵を開けた
中から刑事たちが入って来て、
本郷の身柄を移動させていった
「何で私が捕まらなきゃならない!!??
ふざけるな、斉藤、私をはめたな…!!」
「何言ってんのか
さっぱりわっかんねぇなー」
本郷の目の前に、山崎が立った
「やぁーっと正体現したね~。
まぁ、話は後でゆっくりしようじゃないか?」
山崎は本郷の肩をポンと叩いて、
斉藤の方を振り向いた
「斉藤君、ご苦労様ぁ」
斉藤は軽く頭を下げた
「山崎刑事、女の子の救護を…」
医療班が数人やって来た
しかし、山崎は首を横に振った
「いーや、まだいいよ。
もうちょっと後でまた来なさいな」
「そ、そうですか…?」
山崎はちらっと斉藤に目配せして、
医療班と一緒に部屋から出ていった