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刑事とJK
第34章 遊園地デート
「…ふー、だいぶマシになってきた」
斉藤は体を起こした
『…お腹空いてきた』
「何か食うか?」
『うん!!』
時刻は1時
食事は、遊園地内の食堂で
食べることにした
『アイス食べたいなー』
「オレは、カツカレーにすっか…
アイスだけで腹膨れんのか?」
『んー、スパゲッティー食べる』
席を取って、食事を運んだ
『おいしそう~///』
ゆうひはソフトクリームを一口食べた
『みゃああ、おいしい///』
幸せそうなゆうひを、
斉藤はじっと見た
『…?
…欲しい?』
斉藤は軽く頷いた
やーもー、ほんとかわいい///
『どーぞ///』
ソフトクリームを斉藤の前に出した
斉藤はゆうひの手ごとコーンを握り、
大きくかぶりついた
「うま」
『ちょっと、あんた一口デカすぎ!!』
ごっそりとクリームは食べられてしまった
「ケチケチすんなって」
斉藤は口の周りをペロッと舐めた
『もー』
「すねんなって、カツのとこやるからよ」
斉藤はスプーンにうまくカツを乗せ、
ゆうひの前に運んだ
ゆうひはそれをパクッと食べる
「///」
『おいしいっ///』
斉藤はゆうひの頭を撫でた
『…何?』
「何となく…」
いちいち仕草がかわいいんだよ、馬鹿…///