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刑事とJK
第37章 クリスマスの夜に…
「ゆうひ?」
『なあーに?///』
「好きより、愛してる方がいいのか…?」
ゆうひは頭を左右に揺らしながら
ニッと笑った
『どう思うー?』
「同じような意味だと思ってた…」
ゆうひは斉藤の唇に触れた
『あたしはぁ…
like か love かの違いだと、思うよ?///』
「…どういうことだ?」
『もお~』
ゆうひは斉藤を抱きしめた
『斉藤はほんっと頭固い子だねぇ~///』
「はあ?」
『感じた気持ちをはっきり表す言葉なんて
存在しないんだから…
言葉の意味と自分の気持ちを
無理矢理結び付ける必要なんてないんだよ』
「…だから…?」
『好きは好き、愛してるは愛してる…
それは、斉藤が感じたまま受け止めなされ///』
「…そうか…」
納得出来たような出来ないような…
「…にしても、おめぇそんだけ酔ってて、
よくそんなにペラペラと喋れるなぁ…」
『…』
「ゆうひ…?」
『…』
返事がないので少し体を傾けてみると、
ゆうひはズルズルとベッドに倒れた
「…どうし…」
『スー…スー…』
安らかな表情
完全に寝てやがる…!!
「おい、ゆうひ…」
揺すっても起きる気配はない
斉藤のものは、さっきまでのキスやら喘ぎ声やらで
すっかり反応してしまっていた
「おいゆうひ、起きてくれって…」
顔をペチペチ叩くと、
ゆうひは指に吸い付いてきた
『…このアメちゃん、おいひぃー
…むにゃむにゃ…』
斉藤はこの日から心に決めた
やる日は絶対ゆうひに酒を飲まさねぇ…
そんで、
オレのはどうやって処理しろっつーんだ!?
寝込みを襲うのは、なんか嫌だ…
ひとりですんのも…なんか嫌だ…
…我慢してやらぁ!!!