この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
刑事とJK
第60章 泣いてるの?
真理子は急いで家を飛び出した
家の前には泰輔の姿
「泰輔ー!!」
「ま、真理子!!?」
突然の人質登場で、
藤野は驚きを隠せなかったが
素直に喜んで腕を広げた
「真理子ー!!!」
「泰輔えー…なぁんでさっさと
助けに来んのじゃあああーい!!!」
真理子のエルボーが
藤野の顔面にダイレクトに入った
「ぶふぁっ!!」
藤野は豪快に倒れた
真理子はその上に被さった
「バカ…怖かったんだから…」
その目には
うっすら涙が溜まっていた
「…ゴメンな、でも、元気そうで良かった」
藤野も安堵の表情を見せ、
真理子の頭を撫でた
「うん、泰輔大好きだからね…♪」
「俺もだ!!」
二人は軽くキスした
「あのー藤野刑事、
いい感じのところ申し訳ないんですが…」
警官の一人が近づいてきた
「なんだ?」
「南刑事から、至急本部に戻れとの指令が…」
「!!
わかった、すぐ向かおう。
真理子は家の掃除しといてくれ」
「ええー、ひどい!!」
真理子は顔を膨らました
「帰ったら真理子の好きなやつ
やってやるから」
「…もう、泰輔ったらぁ♪///」
真理子は顔を真っ赤にさせて家に戻った
「…藤野刑事…好きなやつって何ですか…?」
「プ、プライベートだ!!///
早く本部に向かうぞ!!!」
藤野たちは刑事課へ向かった