この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第8章 看病



しばらくすると体温計が鳴った




『40°…』



「はは…すっげ…」



『死なないでよね』



言葉にはせずに
斉藤はコクッと頷いた



…かわいい…///




ふと時計を確認した


『もう7時か…なんか食べる?』




斉藤は首を横に振る




『でも何か食べないと…
あ、でもその前に…』



ゆうひはタオルを探してきて、
それを氷水で冷やし、
冷えたタオルで顔の汗を拭いてやった



「つめて…」


『氷水のだもん。体も拭いたほうがいいけど…
脱がしていい?』



「…襲うなよ?」



『誰が!!!』



バシッとシバいてしまった


「~~~(泣)」









はぁ…ダメだ、緊張する…



ゆうひは斉藤の服のボタンを
上からひとつずつ外していく



「…おい」


『何!!?』




…手、震えてんぞ…?



「…なんでもねぇよ」



『なにもなかったらしゃべんないで!!』



ゆうひは口を尖らせながら、
こわばる手をなんとか使っていった





しばらくして







『やっと外せた…』


この作業で一週間分は疲れた…


「時間かかりすぎ…」


『うるさいなぁ!!』


バッと手を振り上げたが、
ボタンを外されあらわになった斉藤の体の傷を見て
手をゆっくり下ろした


タオルをもう一度洗って絞り、
傷の少ないところから拭いていった



首もとから肩、腕、胸、腹…

ゆっくり丁寧に拭いていく




「…気持ちいいわ」


斉藤は目を閉じたまま言った


『そう?よかった』


またタオルを洗い、絞り、
同じように拭いてやる




ゆうひはその作業に一生懸命だったので、
いつの間にか斉藤が眠ってしまっていたことには気づかなかった






/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ