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刑事とJK
第62章 告白して
ピクッと、何かが動いた気がした
ゆうひの手が、本
当に僅かな力だが、
斉藤の手を握り返していた
「ゆう…ひ…」
その声に応じるかのように、
うっすらと目を開いた
その瞳は、スッと斉藤に向けられる
「ゆうひ…?」
ゆうひの口元がゆっくり持ち上がった
『さいとぉ…また…泣いてるの…?』
「泣いてねぇよ馬鹿野郎!!!」
力いっぱい抱きしめた
ゆうひが怪我をしている
なんてことはすっかり忘れて
これでもかというほど
抱きしめた
「もっと、さっさと起きろよ…
どんだけ心配したか…馬鹿…」
『バカバカって…
素直に喜べ…バカ…』
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この過程を経て結ばれた二人であるが、
この先どうなっていくことやら…
それはぜひ、
あなたの目で確かめて下さい
では向かいましょう
"その後"へ…