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刑事とJK
第77章 お義父さま、お義母さま!!
その様子に、どこか悔しがった斉藤は
源十郎に向かって
「オレの子だ!!」
と叫んだが
源十郎は堂々と無視
「ゆうひさんの子なら、さぞかし可愛いだろうに」
『いえそんな…///』
「オレの遺伝子も半分入ってるからな!!」
「私みたいに、子育てに失敗しないように…」
源十郎は優しい顔をした
『はい』
「"はい"って何だよ!?
オレは子育て失敗作か!?」
源十郎の目が冷たく斉藤に向けられる
「口やかましい男だな、
少しは静かに出来んのか?」
「育てたのはてめぇだろジジイ」
「そんな覚えはないな」
「さっき子育て失敗したっつってたじゃねぇか!!」
ゆうひと光子は苦笑い
『斉藤、ケンカはやめようよ』
「源十郎さんも、意地張らないで…」
源十郎はなだめられたが、収まらず
立ち上がった
「だいたい、この馬鹿から家を出て行ったんだ!!
今さら育てた親のせいにされても困る!!」
「おめぇの育て方が糞みたいなもんだったから
出て行ったんだよ!!頑固親父!!」
「強情息子!!」
「くたばれ!!」
「野垂れ死ね!!」
フンッとお互いそっぽを向いた
『…親子だね』
「「こんなもの親子じゃ
ねぇ!!
ない!!」」
『あ…すぃません…』

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