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刑事とJK
第77章 お義父さま、お義母さま!!
「ふふ、まだここにいるうちに、
襲っちゃえばよかったなーなんて思いまして」
「きっ…貴様…!!」
「まあまあ怒らないで。
だってあれだけの美人、なかなかいませんよ?
男として、一度はお相手願いたくってね
それに…」
男はまた、賎しく笑った
「そうやって脅迫じみたことしたほうが、
斉藤さんも言うこと聞いてくれそうだし」
「外道め」
「何とでも」
すると男の目はゆうひに向けられた
「あ、でもこんなところに代わり発見ーっ」
男はゆうひの前に立ち、腕を掴んだ
『えっ…ちょっと…』
ズイッとその手を押しのけ
斉藤が間に入った
「あなたは誰?」
「そりゃあこっちの台詞だ。
ゆうひに手ぇ出すんじゃねぇ」
「え~、…あ、もしかして
あなたがここの長男ですか?」
「んなこたぁどうでもいい、てめぇは誰だ?」
「僕のことはそこのお父さんに聞くといいですよ
では…また」
そう言うと男は、長い廊下を歩いて帰って行った