この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第80章 終わりへの始まり


―――――――――――


pm6:30




「あ、ゆうひ?」


《はい、何?》



「今日帰り遅くなっから、先に寝といてくれていいし…わりぃ」




《仕事忙しいなら、仕方ないかっ、了解》



「ん、じゃあな」





携帯を仕舞い、食堂へ向かった



今夜、例の不法入国者についての
対策会議が行われることになったので、
今のうちに腹ごしらえをしておく



食堂では、すでにシゲや藤野が食事を取っていた



斉藤もざるそばを注文し、二人と同じ席に着いた






「先輩って、麺類食べてること多いっすよね」




シャケをつまみながら、シゲがこっちを見てきた






「うめぇからな」



我ながら、適当すぎる返事だ





「でしょうね…あ、先輩、あれっすよ」


「あ?」



シゲは食堂のテレビに目線を送った






〈さあやってまいりました。
残りあとわずかで開園することになります、
アミューズメントパークでーす!!〉




テレビには今人気の売れっ子キャスターが映っていた



その後ろにある馬鹿でかい建物が、
シゲの言ってたアミューズメントパークなのだろう




どうやらそこの生中継中のようだ






「んなもんガキの遊び場だ」




「先輩ひどい、あれを楽しみにしてる人が
世界にどれだけいると思ってんすか?」




「おめぇくらいだろ」




「意外と斉藤みたいな奴がハマったりするんだよな」



「るっせぇ藤野」








/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ