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刑事とJK
第81章 篭城突入策
『嘘だ…』
何で小泉がアミューズメントパークにいるの…?
まさか…まさか、さっきの爆発も
あんたがやったの…?
『…』
ゆうひはテレビを消すと、着替え始めた
適当にありものを口に放り込み、急いで出かけた
ふたつ…知りたいことがある
ひとつは、さっきの爆発は誰の仕業なのか
もうひとつは…
あたしにとっての小泉とは
一体何なのか…
―――――――――――
「着いた」
斉藤、南、藤野、吉川はアミューズメントパーク付近へ到着した
パークは未だ閉ざされたままだが、さっきまでと打って変わって、
ギャラリーと警官の人数が明らかに増えている
「かなりの大事だな」
藤野はやれやれといった感じで、自分の顎を撫でた
そこへ、1人の警官が4人のもとへ走ってきた
「もしかして、刑事課の皆さんですか!?
私は警察課の者で、とりあえずこの場を取り仕切らせていただいてます」
「ご苦労様です
今はどういう状況ですか?」
南はちらっとパークに目線をやる
「ご存知でしょうが、今は何とかして建物の中に入る手段を探っています。
しかし、さっきのように爆発に巻き込まれる危険性もあるので、迂闊には近寄れません…」
「確かに…人命最優先だからな…」
皆考え込んでしまった