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刑事とJK
第11章 やっぱり好き
ゆうひの家は、
マンションの3階にあった
中に入ると女の子の匂いがする
「きれいな部屋だな」
斉藤は部屋の中をぐるっと見渡す
目立った家具は勉強机やタンス、
それから本棚くらいだった
細かいものはしっかり整理整頓されている
『そこ座っといて』
斉藤は低い丸テーブルの前にあぐらをかいた
ゆうひは冷蔵庫から晩御飯を取り出し、
オーブンで温めた
『どうぞ召し上がれー』
斉藤の前には美味そうな料理が並ぶ
「いただきます」
斉藤は次々と平らげていく
そう時間のかからないうちに
完食してしまった
『よく食べるねぇ』
「うめぇからな、ごちそうさん」
斉藤は手を合わせた