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マイバトラー
第1章 執事との出会い
確かに、家の中では自分でも分かるくらいだらしないけど!休みの日なんか一日中パジャマで寝癖でいる時もあるけど!
いいじゃん!家なんだから!楽なんだから!
……ダメだ。全然理解が出来ない。
「執事はいらないと言ったら?」
だけど、
「パパの言うことは絶対だ」
一度言い出したことはなにがなんでも譲らないことを知ってるから。
結局諦めるしかない。
諦めるしかないけど、
「……分かった。話はそれだけ?戻ってもいい?」
「あぁ。あっ、それと彼は山岡が使っていた部屋を使うからついでに連れていってやってくれ」
「……え?」
これは出来れば聞いてないことにしたい。
パパの隣の男を見れば綺麗な笑顔を浮かべていた。