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ここで待ってるから。
第5章 快楽の一日。
 下着姿で、ベッドに座らされ背後から抱きすくめられる。

 夏の吐息が、耳にかかる。

「…すごく、綺麗だよ。橙子さん。」

 目の前に、姿見を置き二人を映し出す。

「夏君…か、鏡は恥ずかしい…。」

 耳元でクスクス笑い、鏡を見る。
 ブラの上から、胸を揉みしだく。

「橙子さん、ほら、見てよ。こんなに白い肌に柔らかい胸…なんて美味しそうなんだろう。」

 夏の指の動きがいやらしく乳房の形を変える。時々、感じやすい乳首をかすめる。そのたびに、熱を帯びた息を吐く。

 首筋を舌でなぞられ、腰のあたりがゾクゾクする。
 夏は左手で乳房の愛撫を続けながら、右手の指が私の唇に触れる。中指が口の中に進入してくる。
 思わず、舌で指を舐り甘噛みをする。

「橙子さん、いやらしいなぁ…。」

 ブラをずらし、乳首を転がす。

「ああっ…んっ…。」

 その刺激に甘い喘ぎ声を上げる。
 弄る指を止めようと、夏の長い指に絡める。その、骨ばった指に欲情する。

 鏡の中に映るのは、肉欲に溺れ背徳に身を焦がす男女。

 鏡に向かって脚を開かれ、ショーツを脱がされ夏にも私にもその隠された秘密の入り口を露わにされる。
 指で開かれた、蜜の溢れる口は輝き欲望の肉塊を受け入れる準備をする。

「ねぇ、どうしたの。こんなに濡らして。ビチャビチャだね…すごいよ。」

「くっ…っ。いやぁ、聞いちゃ、ダメ…。恥ずかしいよ…夏君。」
 
「橙子さん、俺の事は夏って呼んで。君はいらない。」

 指が花芯をさする。

「…夏。」

「うん。」

 背後から肩や髪にキスをされる。

「もっと、呼んで。」

「…夏、夏…。」

 花芯の愛撫に身をよじる。
 指は撫で、さすり身体の奥から快楽の泉を溢れさせる。膝が震え閉じようとすると、膝を押さえて固定する。

「閉じちゃ、ダメ。」

 耳元に囁く。

「ああっ…んっ。フッ。んっ。」

 上下に動かされた指は、時々蜜口にも入ってくる。

「な、夏。…私、もう、おかしくなっちゃうよ…。」

 眉を寄せ、身体の奥からのオーガズムに耐える。
 夏の動かす手に自分の手を重ね、絶頂を迎える。

「いやぁぁっ…ああっ、ああっ、あっ…んっ…。」

 夏に身体を預け、手足の力が抜けていく。
 ひくつく蜜口から愛液が溢れ、ますます卑猥な音を立てている。



 

 
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