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ここで待ってるから。
第5章 快楽の一日。
「ねえ、ちゃんと見てよ。こんなに、グチョグチョにしちゃって。」

 達した身体を容赦なくいじりまわす。
 人差し指と中指を蜜口に入れ、親指で花芯をこねる。
 ヒクつく蜜口は貪欲に求める。

「…はぁ…んっ。」

 同時に乳首をつままれ、転がされる。

「橙子さん…舐めて…。」

 夏に、預けていた身体を起こし向き直る。
 そっと、既に反り返り大きくなったモノを指でなぞる。鈴口からは透明の先走りが滴り、カリの部分を撫でながら塗りつける。
 
 やっぱり、かなり大きい。

 大して、男性経験は無いが心の隅で過去の男根や涼介と比べてみる。
 はじめて夏とセックスした時、よく入ったものだと自分を褒める。

 四つん這いになり、髪を耳にかけ上目遣いで肉棒を舐めはじめる。
 舌先で先端を舐め、カリの形に沿って舐め進める。
 夏は時々落ちる私の髪をかき上げ、頭を撫でる。

「…はぁ…気持いい…。橙子さん、すごく上手だよね…。」

 手を添えて、筋を上下に舐め陰嚢を優しく揉み解す。

「くっ…っ。あっ…ああっ…。」

 夏の喘ぎ声がいやらしく響く。
 夏が気持よくなってきているのを感じ、更に舌を動かす。そっと、先端にキスをして口に含む。
 ピクピクっと、竿が揺れ硬さが増していく。
 
「…鏡の中に、橙子さんのアソコが全部写ってるよ。俺から丸見え…。もっと、もっと見せてよ。橙子さんの全部を見せて…。」

 言葉で煽られ、フェラに専念しながら鏡に映るように腰を高く上げ脚を広げる。
 
「…橙子さん、もう、いいよ。ありがとう。」

 肩に手を添え、身体を起こされる。
 お互いの視線が絡み合う。

 夏を見ると、目が潤み頬を赤らめ愛おしそうに私の頭を撫でる。そのまま、頬に指を滑らせ肩に頭を乗せる。

「深山さんとこに行って、やっぱりエッチするの?」

 夏の髪を触る。

「…。」

 何をどう答えていいかわからず、言葉に詰まる。
 すると、肩口に静かに唇を寄せる。
 そのまま、強く吸われたり乳首や乳房にキスをされる。

「…橙子さん、もう、挿れていい?」

 夏を見つめてから、小さく頷く。

「鏡の方見て。」

 膝立ちのまま、鏡に向く。
 夏が背後に座り、私の腰を支え静かに身体を沈ませる。
 蜜口に欲望で誇張した肉棒を咥え挿れる。
 軽く先端を入れただけで、その存在感に感嘆する。
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