この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
セルフヌード
第2章 美しさという暴力


「どこもかも、まるみえだよ。美優。……君のここが泣いているのも、私の方がよく見えてる。本当にいやらしくて……犯したくなる身体だ」

「ゃっ、……こわい、……撮るだけ。……撮るだけに、して、……」

 なつみの目に犯される。シャッターの切れる音にさえ、美優の秘口が蒸発していく。

 被写体を見澄ます写真家の目だ。

 美優は高貴な人形であり、高級な娼婦だ。

「私に見られて撮られるの、感じるんだね。美優、今までのモデルの子達より、ずっといやらしい顔してるよ。イキ顔みたい。……脚やばいよ。あんまりはしたないと変なもので塞ぐよ」

「ゃっ……はぁっ、はぁぁ……」


 至近距離にレンズが迫る。

 晦冥に浮かんだ美優の顔を、甘い体液に溺れた性器を、乳房を、臀部を、なつみは明暗の効果を頼って、一枚一枚撮ってゆく。



「はぁっ、はぁ、……」



 なつみがプロの顔をといても、美優のロープはとかれなかった。

 世にも美しい顔を見下ろし、おとがいを指先に持ち上げられるや、唇を深く塞がれた。

 侵入してくるなつみの舌。
 触れ合うだけのキスではない、深い、深い、エロティックなキス。

 これが本物というのであれば、美優のファーストキスの相手は、この人だ。


「んっ、は……ぁっん……んん」

「みゆ、……ん、……」

 流れ込んできたなつみの味を、美優は全て喉に収めた。

「美優のも、頂戴」

「ん、……」


 じゅるっ、たら…………


 しどろもどろ返した美優の体液が、なつみの喉に嚥下されてゆく。


 美優の口許がよだれと唾液にまみれても、なつみの目は、たぐいない宝石でも眺めている表情を浮かべていた。
/269ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ