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食べてしまいたい
第2章 刺激のない日常


「じゃあ、お先に失礼しますね!」

隣で仕事をしていたあたしにそう告げた。

「うん。お疲れ様!」

あたしは、というと……


____
__

「お前は残業に決まってるだろ!」

____
__


社長に言われてしまったので、これは絶対終わらせなくてはいけないもの…何時間かかるのか全然予想もつかないけど……。


「松川」

ドキンっ…。

「き、北原さん」

「これ、飲んで頑張れよ」

それは、まだ暖かいココア。実は、ココアが好きだったりする。

「あ、ありがとうございます!」

「まあ、頑張れよ」

そういって、玲ちゃんと、北原さんは一緒にエレベーターに乗っていってしまった。


「あー孤独!!」
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