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食べてしまいたい
第4章 おねえの誕生

何の仕事してる?とか、誕生日とかそれなりの質問をされて全て返していた。
はる姐もこれを安心して、見ていてくれたらしく、他のお客さんと話していた。
あたしも正直安心し過ぎていた。
「ちょっと…皆飲みすぎじゃないっ!お酒きれちゃったじゃないの~」
確かに、いつもあるはずのお酒が一缶も残っていない。
「ちょっと取ってくるわね」
はる姐が消えたとたん、
誰かが私の目を隠した。
「っ!!」
何が起きたかわからない。
でも、確実に先程の優雅な雰囲気ではなかった。

