この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
食べてしまいたい
第4章 おねえの誕生

「七菜っ」
そういって駆け寄ってくるはる姐。そして、ぎゅっと抱き締められる。
「ごめん……あたしのせいだわ…」
「んんっ」
はる姐は、あたしの姿を見て察したようで、すぐに近くにあったティッシュを渡した。
「…口でイったの」
「口の中で、ピストンされたから…」
そうはいっているものの、納得できなかった。
自分はいかに緩い人間なのか。簡単にも強姦されてしまうかもしれない。
うつむいていると、
「あたしですら、口に出したことないのに」
ズキって、また心臓が軋む。
「何で、そんなに比べられなきゃいけないの……」
心の叫びだった。

