この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
食べてしまいたい
第5章 真実は嘘


「先輩。本当に北原さんが好きなんですか」

本当に…か。
好きだからこんな思い…していたんだ。

あたし、なんで辛くないの。

「…認めたらいいんじゃないですか。自分に厳しいのかわかりませんが」

いつもの甘い顔した彼女ではなかった。
本気で立ち向かう…、まるで何かを仕留めるような勢い。

「二股とかないですよね?」

「それはない!」

きっぱり答えると何故だかすっきりした。
あたしも、いつまでも引きずってるわけにはいかない。


「とにかく…元気戻してくださいよ…私もいろいろあるんですから…」

「そうだね。…ありがとう、玲ちゃん」


元ライバルにありがとうという感謝の言葉。

はる姐と出会ってなければ、どうなっていただろうか。



久しぶりに行ってみようかな。


会いたい。

…そう思った。


少しだけ、不安もあった。

あんな時にあたしが消えたから…


そう思って気が引けて行けなかった。

/123ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ