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食べてしまいたい
第5章 真実は嘘
「あぁん…」
熱い吐息を漏らすと、身体に力が入らなくなってくる。
「…七菜こっちおいで」
やさしい声に誘われて、ベッドに乗り込む。
「キス…しよっか」
「うん…」
言われるがまま、くちづけをした。
先程よりは熱く、濃厚だった。
「はぁっ…んはぁ…っ」
お互いの舌を絡ませ、吸い取ったりする。
一種の愛撫をされる。
キスをしながら身体をするすると触り、いろんなところを刺激する。
ちょっとことでもピクンと動くのは耳が敏感になった性感帯の一つだからだろう。
「はる…あぁっ…もっと触ってぇ…っ!」
「ふふっ…今日は素直ね」
そういったはる姐の顔は嬉しそうににやけ、頬を赤らめていた。
「…身体が熱くて…早く欲しいのっ…」
必死に想いを詰め込んで、言うともっと欲しくなる。
「…その顔、ほかの男に見せたら許さないわよ」