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食べてしまいたい
第6章 嫉妬
~♪
えっ…?!
殆ど鳴ることのない携帯が反応した。
相手は、はる姐だった。
「彼氏からじゃないですかぁ?」
「ち、違うから!」
まあ、好きな人にはかわりないのだが。
「…も、もしもし?」
「ねえ、まだ来れないの?」
「む、無理に決まってるでしょ!?まだ昼過ぎだよ?」
「えぇ…暇。ねえ看護師の子とせっ」
「そそそれはだめっ!!!」
周りがシーンとしたことに恥ずかしさを覚える。
はる姐…ばかっ!!!
「とにかく、だめっ!!」
ブッチリ。
切ってしまった。