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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第2章 酔芙蓉の簪(かんざし)
―私、彼を好きになってしまったんだわ。
 薫子ははらはらと涙を零した。
 律儀な彼らしく、使っていた布団はきちんと畳まれ、その上に一枚の紙片が残っていた。
―長い間、ありがとう。迷惑をかけて済まなかった。
 本当に素っ気ない言葉だけを残して、彼は去っていった。だが、嫌われたとしても当然だ。自分は最後の最後に、彼に徹底的に嫌われるような心にもないことを口にしたのだ。
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