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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第4章 入内の勅命
 承平は呟き、やっと離れてくれた。衆人環視の市の賑わいの中で、この体勢はかなり目立ったようだ。気が付けば、小間物屋の主人はニヤニヤしながら眺めているし、通行人も意味深な視線をちらちらと投げて寄越している。
 薫子の心臓はもう破裂しそうな勢いだ。彼が離れてくれたのにホッとする一方、どこかでがっかりしている自分がいることに薫子は愕いていた。
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