この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第2章 酔芙蓉の簪(かんざし)
 それから、薫子は小さな声で言った。
「あの、それから、手を放して貰える?」
 男は薫子の手をずっと握りしめて放そうとしなかった。男の方も無意識だったらしく、慌てて手を放した。
「済まない。少し動転していたみたいだ」
 薫子は頬を上気させ、笑った。
「良いのよ、気にしないで。誰でもこんな状況になったら、動転するわ。変わったことがあれば連絡するようにとお医者さまに言われていたから、知らせてくるわね」
/3192ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ