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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第8章 天下の大義賊
「しかも、いつもの盗みと手口は変わらぬ。まんまと武官二人がヤツの手の者に騙され、盗み出された時間に賢所を守っていた武官はすべて眠り薬を飲まされていた」
「つまりは、端から内裏に手の者を忍び込ませていたってことよね」
 薫子は小さく首を振った。
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