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淫らで素直な彼女。
第2章 焦らすのは、俺
サイトのメール機能を使い、沙織との距離を縮めていった。

会ってヤルとかそういう気持ちは、0ではないが、
寂しい時間を埋めてくれれば良かった。
セックスに対して、そんなに欲もなかった。

普通メル友になり、その段階では、別に沙織が美人でもブスでも構わなかった。
そりゃ、見栄えがいいのに越した事はないが‥‥

たかが出会い系サイトのメールの出会いに、そこまで期待する程、
堕ちた男にもなりたくなかった。


メールをしていくうちに、段々沙織に惹かれ、少しずつ元気を取り戻せた様な気持ちになれたし、その時点で十分満足感もあった。

それでも、どんな相手とメールをしているのか、
興味本位で写メを交換はしたものの、沙織から届いた写メを見て、会いたい気持ちに駆られてしまった。

しょうがないよね。
好みのタイプだったんだから。

清楚な感じで可愛い沙織が‥‥

やましい気持ちでデートに誘ったわけでもなく、
たまには、女の子とランチを食べて、デートらしい事をしたい。
そんな気持ちからだった。



それなのに‥‥‥
沙織‥‥‥
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