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人妻の欲望 ――短編集――
第2章 妻の友達

「いって……いいよ……中に……」


すると、美幸さんは俺をぎゅーっと抱きしめる。


俺は聞き返すことはせず、おもいっきり腰を突き上げる。


んふぅ……あ……あぁ……


ん……んん……


あん……あぁん……ふぅ……


「出る……」


お互いの興奮が絶頂に達したとき、果てた。


あぁ……


美幸さんは俺に抱きつきながら、がくがくと身体を揺らしている。


お互い無言のまま、顔を合わせ、静かに唇を重ねる。


そっと、ぐちゃぐちゃな美幸さんの下の口から肉棒を抜く。


「掃除しないと……」


ぼそっと美幸さんが呟くと、膝をついて、


俺のしおれた肉棒をくわえる。


「あぁ……」


思わず、はしたない吐息が漏れる。


じゅぽじゅぽ――――


べちゃべちゃ――


んふぅ……


美幸さんの荒い息遣いがまたエロい。


俺の肉棒を口から離し、


「掃除終わったよ!」


またいつもの元気な美幸さんの笑顔が目の前に。


お互い何もなかったかのように、


脱ぎ捨てた服を着替え直す。


服を着終えると、俺は美幸さんの手を握る。


美幸さんの手がそれを握り返す。


無言のまま、美幸さんの家の近くに着く。


「今日は……ありがと!」


美幸さんの笑顔がもうエロい気持ちでしか見れない。


「また……相談……のるね!」


ちゅ……


そう言うと、俺の頬にキスをする。


「じゃあね……また……」


美幸さんは自宅の方向に歩いていく。


俺はニヤニヤしながら帰路につく。






美幸さんの家の二階から、


こちらを見る人影に気づかずに――――――
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