この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私は犬
第15章 初体験*
そして、狡猾そうな目付きで私の隣に顔を寄せると、耳元に唇を寄せて
「なぁ。お前、オナニーしたことある?」
と。何かを確認するかのように囁いた………。
あまりの言葉に、脳天から雷を落とされたかのような衝撃が全身を突き抜け、思考が止まる。心臓はバクバクと大きく跳ねまわり、身体が硬直したまま動けない。
「だったら遠慮する事ねぇな…。」
え?遠慮??今まで遠慮していたの?あんなに素敵だったのに、遠慮していたの?
というか、何で分かるの?私がオナニーしたこと、何で分かるの?その時、お母さまの言葉が、ふと鮮明に蘇る。
《またっ!こんな事をしてっっ!》
《あなたはっ!自分が何をしているか分かっているのっっ??》
そして記憶の中の風景が脳裏にブワッと拡がった。小さな女の子が泣いている。
椅子に身体を縛られて…。『お母さま…ごめんなさい…。ごめんなさいっ…。』と泣きじゃくる、あれは………私だ…。
その時、部屋が急に眩しい位に明るくなった。何、何が起きたの??
眩しさに目を細めながらふと見ると、ベッドの横にバスローブ姿の音羽さんが立っている……。
「な、何をしているんですかっ??」
「電気つけた。」
「け、消して下さいっ!」と言いながら、慌てて、指先に触れたしわくちゃのナイティで胸を隠した。
※※※※※※※
※真子さんの【すげぇ】の解釈についてはP32をご覧下さい。
「なぁ。お前、オナニーしたことある?」
と。何かを確認するかのように囁いた………。
あまりの言葉に、脳天から雷を落とされたかのような衝撃が全身を突き抜け、思考が止まる。心臓はバクバクと大きく跳ねまわり、身体が硬直したまま動けない。
「だったら遠慮する事ねぇな…。」
え?遠慮??今まで遠慮していたの?あんなに素敵だったのに、遠慮していたの?
というか、何で分かるの?私がオナニーしたこと、何で分かるの?その時、お母さまの言葉が、ふと鮮明に蘇る。
《またっ!こんな事をしてっっ!》
《あなたはっ!自分が何をしているか分かっているのっっ??》
そして記憶の中の風景が脳裏にブワッと拡がった。小さな女の子が泣いている。
椅子に身体を縛られて…。『お母さま…ごめんなさい…。ごめんなさいっ…。』と泣きじゃくる、あれは………私だ…。
その時、部屋が急に眩しい位に明るくなった。何、何が起きたの??
眩しさに目を細めながらふと見ると、ベッドの横にバスローブ姿の音羽さんが立っている……。
「な、何をしているんですかっ??」
「電気つけた。」
「け、消して下さいっ!」と言いながら、慌てて、指先に触れたしわくちゃのナイティで胸を隠した。
※※※※※※※
※真子さんの【すげぇ】の解釈についてはP32をご覧下さい。