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私は犬
第15章 初体験*
そして、狡猾そうな目付きで私の隣に顔を寄せると、耳元に唇を寄せて

「なぁ。お前、オナニーしたことある?」

と。何かを確認するかのように囁いた………。

あまりの言葉に、脳天から雷を落とされたかのような衝撃が全身を突き抜け、思考が止まる。心臓はバクバクと大きく跳ねまわり、身体が硬直したまま動けない。

「だったら遠慮する事ねぇな…。」

え?遠慮??今まで遠慮していたの?あんなに素敵だったのに、遠慮していたの?

というか、何で分かるの?私がオナニーしたこと、何で分かるの?その時、お母さまの言葉が、ふと鮮明に蘇る。

《またっ!こんな事をしてっっ!》

《あなたはっ!自分が何をしているか分かっているのっっ??》

そして記憶の中の風景が脳裏にブワッと拡がった。小さな女の子が泣いている。

椅子に身体を縛られて…。『お母さま…ごめんなさい…。ごめんなさいっ…。』と泣きじゃくる、あれは………私だ…。




その時、部屋が急に眩しい位に明るくなった。何、何が起きたの??

眩しさに目を細めながらふと見ると、ベッドの横にバスローブ姿の音羽さんが立っている……。

「な、何をしているんですかっ??」

「電気つけた。」

「け、消して下さいっ!」と言いながら、慌てて、指先に触れたしわくちゃのナイティで胸を隠した。


※※※※※※※

※真子さんの【すげぇ】の解釈についてはP32をご覧下さい。
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