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私は犬
第18章 残り49回です*

「皮剥いてやる。」

皮って?と思った瞬間、脇の下の隙間を縫うかのように回されていた彼の左手が、おっぱいを強く掴むと、今まで甘い心地さを感じながら触れられていたクリトリスから、えも言われぬ衝撃が走った。

ぬるぬるとした分泌液を纏った2本の指が、強く強く的確にクリトリスを掴むと上下にしごき始める。いつもよりビリビリするっ。逃げたいっ……。あああっ、これ、駄目っ、駄目っ、ぐああっあっ…!

「ほら、ちゃんと言えって。手離すなよ。足、ちゃんと持て。」

がっあっ、苦しくて左足を掴む手に、全身に、ギューッと力が入る。これやめてっ、やめてっ。イクっ…。

言葉にしたいのに喉を絞められたかのように、うめき声しか出てこなくて、言葉を紡ぐ事ができなくて。

「勝手にいくなよ。ちゃんと言え。」

何度も何度も、同じ言葉が繰り返されて、クリトリスが壊れそう。

「ごっ…こ…われち…ゃうっ…がぁっっ…。」

やっとの思いでそう告げると

「壊してやるよ…。」

と掠れた声がした。やめて……クリトリス………壊さな…いで……………。




口の中に、冷たい何かが流し込まれて目を開けると、音羽さんの顔があった。さっきの言葉を思い出して

「壊さないで…。」と伝えたら

「大丈夫。壊さない……。」と言いながら抱きしめてくれるから、心の緊張がほっと解れて楽になる。

「入れていい?」
と頭を撫でて聞いてくれるから、コクンと小さく頷いた。
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