この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私は犬
第22章 新しい人
「うッ…っ……。」
と言いながらおチンコが勢い良く抜かれ、お尻の上が一瞬、生あたたかくなった。有史さんがティッシュでお尻を拭いている。
拭き終わると何処かへ行ってしまった。
あーあ。残り43日になっちゃった…。
戻ってきた有史さんを捕まえて、話合わないといけない気がする。こんなんじゃ、43日分なんて直ぐに終わってしまうもの。
「有史さん。お話があるの。聞いて。」
「なんだよ……。」
向き合って、きちんと告げると渋々ながらも平日にはセックスをしない事を了承してくれた。
『週末、抱き潰してもいい?』
と聞くから、翌日に何も予定の無い、土曜の夜なら構わないと伝えた。抱かれて押し潰されて、ペッしゃんこになっても、1日あれば復活できると思うし。
日曜日は殆ど、おば様との予定が入っているから。きっと大丈夫。潰される事はないわ。
「なあ…。」
背後から、有史さんの顔が左肩にコツンと乗ってきた。ああ、いけない。そういえばここは、バスタブの中だった…。
「なあに?」
「はぁ〜っ。何でもない…。」
なによ、その盛大なため息は。頬っぺたスリスリしないでよ。お髭が殆ど無いとはいえ、ちょっとだけ痛いんだからねっ!