この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私は犬
第25章 罪には罰を*
「隣、いいかな?」

と声がして、顔を向けると神部君が立っていた。慌てて口の中の物をお茶で流し込んで、「どうぞ。」と返事を返すと、神部君は隣に腰を下ろして食事を摂りはじめた。

「復職したんだね。噂には聞いていたけど、元気そうで良かった。」

神部君、心配してくれていたの?

「おかげさまで。ありがとうございます。」

少し胸がドキドキする…。

「あれから大きな移動があって、山脇課長覚えてる?課長、九州に転勤になったよ。単身赴任だって。」

「そうだったんですか。課長も大変ですね。」

「それから、九宝さんが知ってる人で、今も残っているのは…。」

今も残ってる人って、そんなに沢山の人が居なくなったの?神部君は残れたのよね?ここにこうして居るんだから。

「あまり、他の皆さんのお顔を覚えていなくて。お話を伺ってもピンと来ないかもしれません。」

「そっか。なんか前より綺麗になったね。雰囲気が明るくなった。あの後、休職したって聞かされて、もっと何かしておけば良かったって凄く後悔したんだ。」

何かって何だろう?

「九宝さんってさ、今彼氏とか居るの?」
/637ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ