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私は犬
第9章 お仕事です④

席に戻ろうとすると背後から「使えねぇ…。」と渡辺さんの呟きが聞こえた…。
お昼休み。非常階段でお握りを食べる。欲しかった見取り図は孝徳さんが下さって、色々と1人で検討した結果、ここが打倒だろうとの結論に至った。
ただ、ここも完璧ではないようで。時々、人が来る…。今日も来たら嫌だなあ…。と思っていると、悪い予感は当たる。と、どこかで聞いた通り、
「久保ちゃんみーっけ。」と声がした。
「………。」
急いでお弁当を片付け始める。
「隠さなくてもいいじゃん。一緒に食べよう。」と、包みを取り上げられた。
でも、久保ちゃんと勘違いされているから、念のため社員証を外しておいて本当に良かったと思う。
しつこく名前を聞かれ、「九宝です。」と小さな声で名乗ったら、久保と勘違いしてくれた。
「今日もおにぎり?具はなに?」
「階を変えたのに何でここが分かったんですか!いい加減にしてください。」
「ふっふっふ。地球は丸いんだよ!」
駄目だ。やっぱり日本語通じない…。
「ねぇねぇ。今夜はどうかな?そろそろオッケーしてくんないと、ここで脱がすよ。」
お昼休み。非常階段でお握りを食べる。欲しかった見取り図は孝徳さんが下さって、色々と1人で検討した結果、ここが打倒だろうとの結論に至った。
ただ、ここも完璧ではないようで。時々、人が来る…。今日も来たら嫌だなあ…。と思っていると、悪い予感は当たる。と、どこかで聞いた通り、
「久保ちゃんみーっけ。」と声がした。
「………。」
急いでお弁当を片付け始める。
「隠さなくてもいいじゃん。一緒に食べよう。」と、包みを取り上げられた。
でも、久保ちゃんと勘違いされているから、念のため社員証を外しておいて本当に良かったと思う。
しつこく名前を聞かれ、「九宝です。」と小さな声で名乗ったら、久保と勘違いしてくれた。
「今日もおにぎり?具はなに?」
「階を変えたのに何でここが分かったんですか!いい加減にしてください。」
「ふっふっふ。地球は丸いんだよ!」
駄目だ。やっぱり日本語通じない…。
「ねぇねぇ。今夜はどうかな?そろそろオッケーしてくんないと、ここで脱がすよ。」

