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陽炎ーカゲロウー
第6章 動
「いいだろう。お互いいつ死ぬか判らん稼業だ。やりたい事はやりゃあいいさ。ただし、その身体に傷をつけることは許さねぇ」
「心配しなくッても、そんなヘマしないよ」
流し目で微笑む赤猫に、市九郎は、
「言うようになったじゃねぇか。悪かねぇな。」
と片眉を吊り上げる。
ぐい、と赤猫の襟元を引き寄せ、強引に唇を奪った。
そのまま床に組み伏せる。
「ちょ、何!?まだ昼間だってのに…」
「関係あるか。お互いやりたいことやろうって言ったろうが。こんないいオンナ、抱かずにいられるかよ」
と言うと、はだけた鎖骨を吸い上げた。
すぐに身体が反応する。
強引すぎるそんな誘いにも。
拒むという選択肢はない。
どこまでいっても赤猫は市九郎のモノだった。
「心配しなくッても、そんなヘマしないよ」
流し目で微笑む赤猫に、市九郎は、
「言うようになったじゃねぇか。悪かねぇな。」
と片眉を吊り上げる。
ぐい、と赤猫の襟元を引き寄せ、強引に唇を奪った。
そのまま床に組み伏せる。
「ちょ、何!?まだ昼間だってのに…」
「関係あるか。お互いやりたいことやろうって言ったろうが。こんないいオンナ、抱かずにいられるかよ」
と言うと、はだけた鎖骨を吸い上げた。
すぐに身体が反応する。
強引すぎるそんな誘いにも。
拒むという選択肢はない。
どこまでいっても赤猫は市九郎のモノだった。