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ゆずの譲れない物
第2章 ○見つめ合い
しかし、そんな中心人物だった
港の浮いた話は、ほとんど聞かず
女好きで特定の女は作らない
年上の彼女と同棲中
心理学の女助教授とできている
あまりにも、浮いた話がない分、
周りが勝手に噂をすることもあった。
当の本人は、噂など全く気にしておらず、持ち前の明るさでそのことさえ、笑いに変えるすべを持っていた。
そんな、大学生活を送った港
セミナーの話しも快く引き受けてくれた
セミナー終了後、
1人の女性の事について質問してきて、
勝井教授には、
港が誰の話をしているかすぐに分かったのだった
いや、恐らく誰が聞いても
港が話している女性は
楠田 ゆず 以外には有り得ない。
そう思うだろう
ゆずもまた、大学では、そんな存在だった。
港の浮いた話は、ほとんど聞かず
女好きで特定の女は作らない
年上の彼女と同棲中
心理学の女助教授とできている
あまりにも、浮いた話がない分、
周りが勝手に噂をすることもあった。
当の本人は、噂など全く気にしておらず、持ち前の明るさでそのことさえ、笑いに変えるすべを持っていた。
そんな、大学生活を送った港
セミナーの話しも快く引き受けてくれた
セミナー終了後、
1人の女性の事について質問してきて、
勝井教授には、
港が誰の話をしているかすぐに分かったのだった
いや、恐らく誰が聞いても
港が話している女性は
楠田 ゆず 以外には有り得ない。
そう思うだろう
ゆずもまた、大学では、そんな存在だった。