この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ゆずの譲れない物
第12章 ○再会
新人の私は、朝からお茶入れをした
コップが一人一人違って
全員の分を覚えるには、少し時間かかるかもしれないなぁ…
先輩に手伝ってもらいながら、
お茶入れを終える
それからも覚えることばかりで
周りの人からの声かけで
落ち着いて仕事をしていた
「お昼いこう!」
『あ、はいっ!』
「社食でいい?」
『はいっ!社食楽しみです』
「大変かもよ~」
『ん?食券の争奪戦とかですか?』
「アハハ!それはないよ~もう2日目なのに、総務の人が噂をまわして、人気者みたいじゃーん」
『噂? 総務? 人気者?』
「いいやいいや!気にせず行こう!」
「待って待って俺も行きますー!!」
「お!どうしたの?珍しいね~!!もしかして、上原、ゆずちゃんねらい??」
疑うような意地悪な笑顔で俺を見る弥生さん
『弥生さんっ、上原先輩は、私の大学の先輩なんですよ』
「あ、そうなの?上原!内緒にせずに教えなさいよっ!!」
「内緒って…どのタイミングで言うんすか!」
2人のやりとりがすごく仲良く見えて思わず笑ってしまった
「「…」」
『あ、すみません。仲良しなんだなって思って』
「上原…」
「…あ、はい!」
「見とれる理由…分かるね」
「ですね」
「こりゃ…敵は多いわよ…」
「…敵って!俺はまだ…」
コップが一人一人違って
全員の分を覚えるには、少し時間かかるかもしれないなぁ…
先輩に手伝ってもらいながら、
お茶入れを終える
それからも覚えることばかりで
周りの人からの声かけで
落ち着いて仕事をしていた
「お昼いこう!」
『あ、はいっ!』
「社食でいい?」
『はいっ!社食楽しみです』
「大変かもよ~」
『ん?食券の争奪戦とかですか?』
「アハハ!それはないよ~もう2日目なのに、総務の人が噂をまわして、人気者みたいじゃーん」
『噂? 総務? 人気者?』
「いいやいいや!気にせず行こう!」
「待って待って俺も行きますー!!」
「お!どうしたの?珍しいね~!!もしかして、上原、ゆずちゃんねらい??」
疑うような意地悪な笑顔で俺を見る弥生さん
『弥生さんっ、上原先輩は、私の大学の先輩なんですよ』
「あ、そうなの?上原!内緒にせずに教えなさいよっ!!」
「内緒って…どのタイミングで言うんすか!」
2人のやりとりがすごく仲良く見えて思わず笑ってしまった
「「…」」
『あ、すみません。仲良しなんだなって思って』
「上原…」
「…あ、はい!」
「見とれる理由…分かるね」
「ですね」
「こりゃ…敵は多いわよ…」
「…敵って!俺はまだ…」