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ゆずの譲れない物
第18章 ○心情
港さんは邪魔をされたくないと
携帯の電源を落としてくれた
日曜日とはいえ、
急用や確認の電話がなることも
しばしば
港さんの気遣いが嬉しかった
私が話し出すのを静かに待つ港さん
いつまでも
話し出せずにいると
「何から話せばいいか…って悩んでいる所かな?」
『さすがですね』
「ゆず、おいで」
膝をトントンとされ
大好きな膝枕をしてもらう
頭を何度も何度も撫でてくれる
「ゆず」
『はい』
「1つだけ、俺から話しても良いかな?」
『はい』
「俺は何があってもゆずを手放すつもりはない」
『俺様ですね』
「なんと言われても構わない」
携帯の電源を落としてくれた
日曜日とはいえ、
急用や確認の電話がなることも
しばしば
港さんの気遣いが嬉しかった
私が話し出すのを静かに待つ港さん
いつまでも
話し出せずにいると
「何から話せばいいか…って悩んでいる所かな?」
『さすがですね』
「ゆず、おいで」
膝をトントンとされ
大好きな膝枕をしてもらう
頭を何度も何度も撫でてくれる
「ゆず」
『はい』
「1つだけ、俺から話しても良いかな?」
『はい』
「俺は何があってもゆずを手放すつもりはない」
『俺様ですね』
「なんと言われても構わない」