この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ゆずの譲れない物
第8章 ○階段
『記憶から消すなんて無理でしょ!』

「もーそれはいいから!今の彼氏どんな人?」

『んーどんな人…そうだねー!んー簡単に説明すると、すごい人!たまに、エスパーかと思う!』

「…。は?」

『だからね、なんか…すごいの』

「ゆずって、頭良いって思ってたけど…今の文章力最悪だよ!」

『説明するの難しいんだもん』

「まぁいいや、今度、会わせてもらうから!」

みなみは、前から一度決めると絶対に曲げない性格…
これは、会うまで、「会わせろ!」って言ってくるんだろうな…


「ちゃんと、付き合ってるのよね?」

『うん』

すごく幸せそうに笑う ゆず


この子に最初に出会ったとき

なんて、キレイな子だろう…と思った

キレイな見た目で中身最悪かもとか思ってたけど

見た目以上に中身がキレイだった

自分で言うのもなんだけど

そこそこモテると思ってたけど

ゆずに比べれば…というより

比べれるレベルでは、なかった

なんでも完璧な子

本当に…かなわない…

いつだったか、

完璧な女のゆずが密かに泣いている姿を見たことがある…

いつも凛としている姿に女の私でも
惚れそうになるが

自習室で泣いている姿を見たとき

この子も同じ人間なんだ…なんて当たり前の事を思った

声をかける事はなぜか出来なかった…

なぜ、泣いていたのか…分からなかったけど

不謹慎ながら

親近感がわいた瞬間だった


今まで、男の話なんて
前のつまらない男(元彼)の話か
周りから流れてくる
誰々がゆずに告白した!

ぐらいの話しか聞いたこと事がなかった


そんな、ゆずに
こんな愛らしい表情をさせる男か…

いい男だといいな!

/220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ