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好きだから。。。
第2章 -いつもの日常?-
「お前ら、朝から元気だな。」
「あ、平野主任!
これから 営業行ってくるッス!」
田中くん達が 元気よくオフィスから出ていく。
「さて、俺も行ってくるよ。」
「「いってらっしゃい」」
「平野主任〜♪
約束のお土産 お願いしますねぇ♪」
奥のデザイン室から 朱里ちゃんが声をかける。
平野主任は苦笑いしつつ
「はいはい。じゃーな。」
と、手を振りながら オフィスを出ていった。
「朱里ちゃん。
お土産って、何?」
梓が 朱里ちゃんに詰め寄る。
「エヘ♪
平野主任、今日は私の大好きなスゥィーツ店の近くに営業で行くんですよぉ♪
この前 私のデザインしたアクセが好評だったので そのご褒美にシュークリームを買ってもらう約束したんですぅ〜」
ウフフと笑う朱里ちゃんは、可愛い。
「へ〜 そうなんだ。
いいな〜♪ シュークリームかぁ〜」
「楽しみですぅ♪♪♪」
朱里ちゃんはルンルンしながら、デザイン室に戻っていった。
「うーん。
何か シュークリーム食べたくなった…」
と、梓が呟く。
「今日の帰りにでも、買っていく?」
「うん。飲む前に食べよっかな♪」
「梓は酒豪な上に甘党よね。」
「酒豪じゃないわよ。
お酒が好きなだけ〜♪」
いえいえ。
アナタは かなりの酒豪よ?
毎回 私はついていけないもん。