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氷解
第1章 氷解
ゆっくりと、布地をずらす。
晒された、ソコ。
ヒヤリと空気が触れた。
湿った布地のせいで、冷たく感じるのに、晒されたソコは、熱を帯びていた。
熱が、まだ消えないソコを凝視する周防は
「おや……そこの奥に隠された、小さな実。まだ青い果実の実かとおもえば、違ってましたね」
愉快そうに、口元を歪めて
「芳醇な香りを纏わせて、蕩けた蜜が溢れるでるこの果実。すっかり熟してしまったようですね」
と、周防は白い手袋をしたまま、人差し指で果実の亀裂を撫でた。
「ひっ!」
小さな悲鳴をあげて陽菜子の身体は跳ねた。
晒された、ソコ。
ヒヤリと空気が触れた。
湿った布地のせいで、冷たく感じるのに、晒されたソコは、熱を帯びていた。
熱が、まだ消えないソコを凝視する周防は
「おや……そこの奥に隠された、小さな実。まだ青い果実の実かとおもえば、違ってましたね」
愉快そうに、口元を歪めて
「芳醇な香りを纏わせて、蕩けた蜜が溢れるでるこの果実。すっかり熟してしまったようですね」
と、周防は白い手袋をしたまま、人差し指で果実の亀裂を撫でた。
「ひっ!」
小さな悲鳴をあげて陽菜子の身体は跳ねた。