この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
氷解
第1章 氷解
ーーーそれからも陽菜子は変わらない日常、周防に管理される日常を過ごしていたのだが……


陽菜子の変わらない日常はある日、突然、変化する。

変化のきっかけは周防の休暇である。




陽菜子と同じ家に住む周防は、例え休暇であっても、必ず邸に戻ってくる。

だから周防が休暇だったとしても、陽菜子は周防と必ず顔を合わせるのだが、この日は違った。

周防は朝早くに出かけて、帰りは深夜近くになるらしい。

周防が丸一日、不在になると知った陽菜子は

これは、チャンスだ!ーーーと、思った。


「ねぇ、今日、私は遅く帰っても大丈夫なの!」

弾む声で、いつも合コンや飲み会に誘ってくれている大学の友人、奈緒に告げた。

「え?! そうなの?! あ、でも、あの執事の周防さんがーーー」

「周防はね、今日は深夜近くに帰るの! だから、大丈夫!」

「やったぁ! 周防さんがいつも迎えに来るから、陽菜子は飲み会にも参加できなかったもんね! 私の男友達をやっと紹介出来るわ!」

いつも陽菜子に彼氏が出来るよう、男友達を紹介したいと言ってくれてた奈緒は直ぐさま、電話する。

「そう、ほら、私の友人でお嬢様で可愛いって言ってた、陽菜子が今日は大丈夫なんだって……うん、うん、わかった! じゃあ、夕方6時ね!」

奈緒は直ぐに、陽菜子の為に男子を集めて、合コンを開くと言ってーーーー

「今から、陽菜子の洋服を買いに行こう!」

奈緒の誘いに頷いた陽菜子は、そのまま学校帰りに奈緒とショッピングをした。
/43ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ