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みにくいオンナノコ
第15章 ・・・15



「よいっしょと…

ありがとう、本当助かったよ」


「いえ、じゃぁ」



そう言って扉から出ようとしたとき
先輩は私の首元に腕を回した


「ちょっ…!!」


「やっぱ君ってどっか騙されやすい部分でもあんの?」



この人は思っていた通りの人だったんだ

遅かったけど今気付いた



「やめてください」


「やめません」


「なんなんですか!
体育館でのときとの態度と全然違うじゃないですか!」


「あれは、あれ

これはこれだから」



先輩はすごくイヤな顔をして私の唇に無理矢理キスをした


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