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第15章 ・・・15

「んっ！やめ…」


抵抗する力なんて当然、男の先輩の方が強いんだからねじ伏せられるのも当たり前だし

抵抗している間に服の中に手を入れることなんて先輩からしたらきっとどうってことない



「やめてくださっ…」


「ねぇ、なんでまだヒロなの？」


「先輩には関係ないでしょっ…」


「お願いだからさ、俺のことはユウって呼んでほしいなー」




抵抗する間もなく先輩は自分のつけていたネクタイを外して私の腕を縛りつけた



「痛い…です」


「大丈夫、気持ちよくなるからさ」


「こんなこと…ヒロが知ったらっ…！！」


「ふん、あいつのことなんにも知らないお馬鹿ちゃんに
教えてやるけど別にあいつはお前のことなんてどうも思ってねーから」


「…っ」


「まだわかんないの？

遊ばれてるだけだって」



そんなことわかってる


わかってるけど…



その先輩…ユウって人は縛った私をいすに座らせてボタンをひとつずつ取っていく